【2級土木施工管理技士】合格率と難易度、合格に1歩近づく勉強方法

土木や建設業界で活躍していく上で、持っていると便利と言われている、『2級土木施工管理技士』。


資格を取るとなったとき、試験の合格率難易度が気になる方も多いのではないでしょうか?2級土木施工管理技士は、 学生から大人まで色々な世代が受験している資格です。また、この資格があると、仕事の幅が広がり、転職にも役立つと言われています。この記事では、2級土木施工管理技士の合格率や難易度、勉強方法などについてまとめていますので、是非参考にしてみてください。



目次


1.2級土木施工管理技士 受験資格


2.2級土木施工管理技士 難易度・合格率


3.2級土木施工管理技士 勉強方法・勉強時間


4.2級土木施工管理技士 試験日程と申し込み方法


 

1.2級土木施工管理技士 受験資格

はじめに、2級土木施工管理技士の受験資格を確認しておきましょう。受験資格には大きく分けて『学科試験のみを受験する方』 『学科試験および実地試験を同時に受験される方『実地試験のみを受験される方』3つのパターンがあります。


【学科試験のみを受験する方】
平成30年度中における年齢が17歳以上の方


【学科試験および実地試験を同時に受験される方】


区分学歴実務経験年数
指定学科卒業後指定学科以外卒業後
1大学・専門学校「高度専門士」1年以上1年6ヶ月以上
2短期大学
高等専門学校
専門学校「専門士」
2年以上3年以上
3高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
3年以上4年6ヶ月以上
4その他8年以上

※ 高等学校の指定学科以外を卒業した者には、高等学校卒業程度認定試験規則(平成17年文部科学省令第1号)による試験、旧大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)による検定、旧専門学校入学者検定規程(大正13年文部省令第22号)による検定又は旧高等学校高等科入学資格試験規程(大正8年文部省令第9号)による試験に合格した者を含む。

引用元:全国建設研修センター 2級土木施工管理技術検定試験

【実地試験のみを受験される方】
実地試験の受験資格は、大きく分けて、

イ)当年度の2級土木施工管理技術検定・学科試験の受験者(ただし、「学科試験のみ受験者」を除く。)
ロ)学科試験の免除者

があります。実地試験のみを受験される方の詳しい受験資格を知りたい方は、全国建設研修センター HPをご覧になってください。


2級土木施工管理技士の試験は、学科試験が年に2回実地試験が年に1回、各都道府県で行われています。学科試験は『四肢択一式のマークシート方式』で、実地試験は『記述式』で解答する試験となっています。合格基準は、学科試験・実地試験ともに、得点が60%以上必要となります。まずは、2級土木施工管理技士の難易度・合格率について見てきましょう。

 

2.2級土木施工管理技士 難易度・合格率

まずは学科試験の合格率について見ていきましょう。
下記の図は、平成20年から平成28年までの、学科試験合格率の推移を表したものです。


学科試験の合格率の平均は51.1%となっています。試験の問題については後ほど触れていきますが、土木施工管理技士の試験には選択問題があるという事を覚えておきましょう。選択問題で、どの問題を選ぶかによって、合格率に差が出ると考えられます。


学科試験については、学生の方でも受験することが出来るので、学校の授業で試験対策をしているという方も多いことでしょう。2級土木施工管理技士は対策テキストも豊富で、講習会などもたくさんあるので、しっかり勉強すれば『合格を狙いやすい試験』だと言えそうです。



続いては実地試験の合格率について見ていきましょう。
下記の図は、平成20年から平成28年までの、実地試験合格率の推移を表したものです。


実地試験の合格率の平均は、28.5%となっています。実地試験にも選択問題はありますが、四肢択一式の学科試験と比較すると、記述式で解答する実地試験の方が、難易度が上がるようですね。


実際に試験を受けられた方は、「解答した文章が読みにくかったり、解答欄に空白が多かったりすると減点の対象になりますよ」とおっしゃっていました。実地試験では、文章の読みやすさや、問題文の理解力が点数に大きく左右していると考えらえるでしょう。

 

3. 2級土木施工管理技士 勉強方法・勉強時間

続いては、2級土木施工管理技士の勉強方法や勉強時間についてお伝えしていこうと思います。
まずは試験の概要と、試験内容を下記にまとめたのでご覧ください。


【試験の概要】
【解答方式】
(学科試験) 四肢択一式のマークシート方式

出題合計数必要回答数合格ライン正解率
61問40問24/40問60%

(実地試験) 記述式

出題合計数必要回答数正解率
9問7問60%

【試験時間】
(学科試験) 2時間10分
(実地試験) 2時間


【試験内容】(平成29年度の例)

(学科試験)

出題形式分野出題数必要回答数
選択問題土木一般119
専門土木206
法規116
必須問題共通工学44
施工管理法1515

(実地試験)

出題形式分野出題数必要回答数
必須問題施工管理経験記述 15
土木2
コンクリート2
選択問題施工管理法 1 2
1
1
1

土木施工管理技士の試験には必須問題選択問題があります。選択問題とは、出題される問題の中から自分の得意な問題・解けそうな問題を選んで解答できるという仕組みです。例えば、学科試験の土木一般は出題数が11問です。11問の問題の中から、9問だけを選択して解答するという事になります。ただし、必要回答数以上を解答してしまうと減点となる可能性があるので注意してください。


先程も言ったように、選択問題には『自分の好きな問題・得意な問題を選んで解答できる』という利点があります。狙った分野に山を張って、集中的に勉強していけば、点数を的確に稼ぐことが出来るのです。ですから、前もって、どこを重点に勉強すればよいかを研究しておくと良いでしょう。


また、2級土木施工管理技士の試験対策をする際、講習会には積極的に参加することをオススメします。土木施工管理技士の講習会は様々な会社が主催しており、コースの種類も色々あります。一般的には、2~3日間かけて講習を行い、講習料は2万円~5万円以内のものが多いようです。多少値段は張りますが、プロの講師に指導してもらえるので、独学で頑張るより合格率もUPすると考えられます!


ただ、確実な合格を目指すためには、講習会に参加するだけでは足りません。もちろん、自分で時間を作って勉強する事も必要です。今回は、2級土木施工管理技士の試験勉強に必要な時間のイメージを考えてみましたので、是非ご参考にしてください。

◇ 「平日0.5時間」+「土・日3時間」
    「週8.5時間 × 約2ヶ月間(8週間)」+「講習会2日間(全10時間程度)」
  ⇒ 78時間


◇ 「平日1時間」+「土・日2時間」
    「週9時間 × 約2ヶ月間(8週間)」+「講習会2日間(全10時間程度)」
  ⇒ 82時間


◇ 「平日0時間」+「土・日5時間」
    「週10時間 × 約3ヶ月間(12週間)」+「講習会2日間(全10時間程度)」
  ⇒ 130時間


◇ 「平日2時間」+「土・日3時間」
    「週16時間 × 約2ヶ月間(8週間)」+「講習会2日間(全10時間程度)」
  ⇒ 138時間


◇ 「平日2時間」+「土・日3時間」
    「週16時間 × 約3ヶ月間(12週間)」+「講習会2日間(全10時間程度)」
  ⇒ 202時間


2級土木施工管理技士の試験を、実際に受験された方から、お話を伺う事も出来たので是非ご覧になってみてください。

独学でも、合格を狙うのは不可能じゃないかもしれません。でも講習会に行って、きちんと勉強の仕方を教わった方が、かなり効率よく勉強できると思いますよ!講習会では、試験に出やすい部分も教えてくれるし、教材も一式貰えるところもあります。講習が終わった後は、過去問を試験日までひたすら解きました。学科試験に関して言えば、過去問を繰り返し解いておけば一発で合格できると思いますよ!


実地試験も講習会に参加した方がいいですね。自分もそうしました。学科試験と違って記述式なので、『どうやったら分かりやすく伝えられるか』をすごく悩みました。特に、施工管理経験記述では、自分の施工経験を文章で伝えなければいけないので結構苦戦していました。会社で1級土木施工管理技士の資格を持っている先輩に、講師になってもらいながら対策した感じです。

 

4. 2級土木施工管理技士 試験日程と申し込み方法

最後に、2級土木施工管理技士の試験日程と試験の申し込み方法についてお伝えします。

【試験日程に関して】

2級土木施工管理技士の試験は、学科試験が年に2回、実地試験が年に1回行われています。

【平成30年度の例】
◎学科試験(前期試験) : 平成30年6月3日(日)
※合格発表      : 平成30年7月9日(月)


◎学科試験(後期試験)、学科・実地試験 : 平成30年10月28日(日)
※合格発表
学科試験(後期試験) : 平成31年1月10日(木)
学科・実地試験   : 平成31年2月5日(火)

※その他の試験日程に関する情報、試験地については、全国建設研修センター HPをご覧ください。


【試験の申込方法に関して】

申込書類一式をすべて、指定の申し込み用封筒(申込用紙類に同封の黄色のもの)に入れ、全国建設研究センターに送付します。申込みに必要な書類が不足していると、試験を受験する事が出来ないのでご注意ください。(申込み後の受験区分の変更はできません。

詳しい申込方法については、全国建設研修センター HPでご確認ください。



まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回の記事では2級土木施工管理技士の合格率や難易度、勉強方法についてお伝えしてきました。2級土木施工管理技士は、試験対策の講習会などを上手く活用しながら勉強していけば、確実に合格に近づける試験だと私は思います。この記事が、今後、2級土木施工管理技士の資格取得を検討している方や、受験を決めている方のお役に立てる事を願っています。



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