施工管理を「辞めたい!」と思ったときに取る行動

目次

「施工管理の仕事って、なんでこんなにきついんだろう…」
「残業多いし、休日は少ないし…」「やることいっぱいあるし。」


施工管理の仕事がしんどくて、辞めたいって思っている人、たくさんいらっしゃると思います。この記事では、施工管理の仕事に携わっている方がどんな理由で辞めたいと思っているのか、また、仕事を辞めたいと思った時の行動のとり方についてご紹介していきたいと思います。興味のある方は是非ご覧になってみてください。



わたしが施工管理を辞めたい理由

施工管理職の方に仕事のことについて質問すると、「覚えることがたくさんあってしんどい」「まとまった休みは取りにくいし、残業も多い…」といった、 施工管理ならではの大変・きついと感じる場面があることが分かりました。


毎日仕事をしていく中で、大変なこと・きついことが重なってくると、 最初のうちは我慢できても、だんだん仕事を辞めたいなと考えることも増えていくようです。 施工管理に携わっている方が「仕事を辞めたい」と考えるときは、具体的にどんな場面が多いのでしょうか。




残業は多い、休みは少ないのが当たり前。『体力的』にしんどい

施工管理を辞めたいと思っている人の中で特に多いのが、残業時間や休暇などの労働条件に関する理由です。どんな工事現場にも工期がありますよね。施工管理者は工期の期限に間に合うように現場を管理したり、職人さんに指示を出したりしなくてはいけません。現場でトラブルが起きて工期が遅れたときは、遅くまで残って作業を行ったり、長期間休みが取れなかったりすることもあります。



【20代前半 建築施工管理技士:男性】
高卒で施工管理の会社に就職して4年。残業続きで体力的にしんどい毎日を送っています。仕事自体は好きです。やりがいもあるし、給料もまずまずですし。ただ、すごく忙しいんですよね・・・。朝は5時30分に起きて6時には自宅を出発、家に帰ってくるのは21時とか22時とかになる日もあります。寝る前にSNSで、友達の飲み会の投稿を見ると、「あ~いいな~。」って正直羨ましくなります。遊ぶ時間が欲しいっていう訳ではないんですけれど、もう少し自由な時間が増える仕事に転職しようかな、と考えることはたまにありますね。



【30代後半 電気工事施工管理技士:男性】
わたしには保育園の年少さんと、小学生になる子供がいます。まだ子供が小さいので、学校行事にもなるべく参加してあげたいなと思っているのですが、仕事上なかなか休みが取れません。たぶん、自分と同じ境遇の方も結構いらっしゃると思います。同じ業種の仕事で、もう少し休みの取りやすい会社があれば転職したいなと考えているのですが、なかなか無いですよね。生活のこともありますし、辞めたくても辞められないのが現状です。




ここで続かなきゃ、どこに行っても無理?『精神的』なダメージ

施工管理を辞めたいと思っている人の中で次いで多い理由が、人間関係などストレスによる精神的なダメージが大きいことです。この転職理由は、20代・30代の若い方に多い理由かもしれません。施工管理の仕事をしていると、自分よりもずっと年上の職人さんに指示を出したり、上司との馬が合わなかったりすることは現場仕事ではありがちだと思います。


人によっては現場で怒られた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。わたしの友人もその一人です。「怒られたり、嫌味言われたりすることなんてしょっちゅうだよ(笑)」と言っていました。しかし、怒られて平気な人なんていませんよね。誰だって人間ですから、落ち込んだり辞めたいと考えたりすることはあると思います。



【20代半ば 土木施工管理技士:男性】
下請けの職人さんに怒られることも、部署の上司に怒られることも、結構ありました。先輩に「どうすればいいですか?」と勇気をもって相談しても、「誰もが通る道だ」とか「俺も昔はそうだった」とか言われるばかり。責任感の必要な仕事だっていうことは十分わかっています。でも理不尽に怒られるのって、なんか違いますよね・・・。自分はそんな毎日に耐えられなくて、施工管理の仕事を辞めて転職しました。



【20代前半 電気工事施工管理技士:男性】
施工管理の仕事はすごく好きだったのですが、職場での人間関係にすごく悩まされていました。一番の苦痛は、何十歳も年上の職人さんに若手の自分が指示を出すこと。「しっかりしてくれよな~」、「そんな性格でよく務まるよな」など、慣れるまではしょっちゅう言われていましたね。上司に、「辞めたいです。」と相談した時は、「ここで続かなきゃ、どこに行っても続かないよ!」などと言われたこともあります。

今は転職して、施工管理とは全く違う仕事に就いていますが、本当に辞めて良かったと思っています。「ここで続かなきゃ、どこに行っても続かない」なんて言葉は信じなくて正解でした。施工管理の現場で鍛えられたメンタルで、今はバリバリ仕事していますよ!




膨大な仕事量で、頭の中はパンパン。『仕事』がきつい

施工管理の仕事内容は、工程管理・品質管理・原価管理・安全管理の4大管理が中心です。その他、工事に関わる書類を作成したり、打ち合わせや会議に参加したりと、施工管理者の業務内容は多岐に渡ります。この膨大な仕事量を覚えたり、仕事に必要な知識を身に付けたりすることが大変だと感じていらっしゃる方が多いようです。



【30代 電気工事施工管理技士:男性】
20代前半の時に電気工事会社に就職して、施工管理の仕事に携わることになりました。最初は全然仕事の内容を覚えられなくて、毎日メモを取ったり、先輩に質問しまくったりしながら必死に食らいつきました。職人さんとの打ち合わせに出たり、出張で色んな現場を飛びまわったり。頭もパンパンだし、足もパンパンだし…、こんなにきつい仕事だと思っていなかったので、「もう、辞めたい」と考えたことは正直何回もあります。



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いかがでしたでしょうか。

この記事を読んでくださっている方の中にも、 施工管理の大変さ・きつさと戦いながら日々仕事を頑張っているという方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

施工管理を辞めたいと感じる場面は人それぞれで、何に対してきついと感じるか、どこまで耐えられるかも人によって異なります。現時点で、施工管理の仕事を辞めたいと思っている方は、「自分の場合は、どうなのか」を、自分に当てはめて、改めて考えて直してみるのもいいかもしれません。





大変なのは知ってる。でも、わたしが施工管理を続ける理由

施工管理の仕事を大変・きついと感じたら、辞めたくなったり、転職を考えたりするのは普通のこと。しかしその一方で、大変だとは感じているけれど、辞めずに続けている人がたくさんいるのも事実です。ここからは、実際に施工管理の仕事に携わっている方にお聞きした、『施工管理の仕事を続けている理由』をご紹介していきたいと思います。




『モノづくり』が好きだから。この仕事以外考えられない

【20代 建築施工管理技士:男性】
高校の建築学科を卒業してから、関東の建設会社に就職しました。高校生の時から建築にずっと興味があって、将来は建物を建設する仕事に携われたらいいなと思っていたので、夢が叶ってすごく嬉しいです。覚えることは多いし、残業も多いし、しんどいと感じることはたくさんあります。

でもそれ以上に、やりがいが大きいんです!たった一枚の図面から、どんどん目に見える形となって、最終的には大きな建物となる。この工程に自分がゼロから携われるのは、すごく誇りに思うし、自分が携わって建設された建物をもっともっと増やしていきたいと思っています。自分にとって建築施工管理は天職だと思うので、この仕事以外考えられませんね。




人との繋がりを感じられる、やりがいのある仕事

【20代 電気工事施工管理技士:男性】
つい3、4年前まではフリーターでアルバイト生活を送っていました。今のこの仕事に就けたのは、友人に電気工事会社の仕事を紹介してもらったからです。最初は電気工事の仕事なんて自分にはできない、向いていないと思っていました。でもそこの会社の社長さんがすごくいい人で、こんな自分に対してすごく熱心に仕事を教えてくださったんです。だから自分も必死に食らいつきました。

今では、小さな現場ですが一人で任せて貰えることも増えたし、お客さんとのやり取りもだいぶスムーズに進められるようになりました。ここまで来るのに良いことも悪いこともたくさんありましたが、自分がこんな風に成長できたのは、この業界に誘ってくれた友人や、面倒を見てずっと支えてくれた社長さんのお陰です。これからは、今まで自分が教わったことを、これから入社してくる新人さんに教えていきたいなと思っています。



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施工管理の仕事を辞めずに続けている理由で特に多いのは、
やりがいがある仕事だから』という理由です。


●たった1枚の図面から形となって、建物になっていく感動
●完成した建物をお客様に引き渡した際の、お客様からの感謝の言葉
●友人や上司、お客様などとの人と人との繋がり など


施工管理の仕事は大変・きついというイメージが強いですが、やりがいある職業であるというのは間違いありません。 人によって向き・不向きがあると思いますが、 もしきついと感じることがあったとしても、その中にあるやりがいや楽しさを見つけることができれば、仕事も今まで以上に面白く感じられるのではないでしょうか。



施工管理を辞めたいと思ったら、どう行動する?

施工管理の仕事を、「もう本当に辞めたい…」そう思ったとき、
皆さんならどんな行動をとりますか?


会社の先輩や上司に相談? 奥さんを説得? 転職先を探す?


どの方法も正解だと思います。ここでは、施工管理を辞めたいと思った後の行動のとり方について、ポイントや注意点をお伝えしていきたいと思います。 ぜひ参考にしてみてください。



辞めたい…。は一時的な感情かも?「辞めたい理由」を洗い出し

わたしは辞めたいと思う感情には2種類あると思います。

1つ目は『衝動的に感じる、辞めたい』。例えば、現場で上司に怒られたり、ちょっとしたミスが続いてしまったりしたときに、「あ~、俺ってこの仕事向いてないのかも。辞めたい。」って衝動的に思ってしまう場面です。2つ目は『限界を迎えたときに感じる、辞めたい』。このまま続けていたら倒れてしまう、死にたいくらい辛い…そんなときに思う場面です。




1つ目の『衝動的に感じる、辞めたい』は、一時的なストレスにより生まれる感情である可能性があります。もし、あなたが衝動的に辞めたいと感じる場面に出くわしたとき、 自分は本当に辞めたいと思っているのか、なぜ辞めたいのかの理由をもう一度洗い出してみるといいでしょう。


転職すればもちろんメリットもたくさんあると思います。しかし、転職することによって給料が下がったり、新しい職場で人間関係を構築しなければなかったりといったデメリットも意外と多いです。辞めたい理由を洗い出すことによって、『本当に転職するべきなのか』を再確認することができます。




すぐ上司に相談はNG。相談しても止められる可能性大!

仕事を辞めたいと思ったら、「職場の先輩や上司に相談しよう」と考える方も多いですよね。 しかし、転職したいという意思をすぐに相談するのはNGです。

なぜなら、はっきりと「辞める!」「転職する!」という気持ちが固まっていないと、相談しても引き留められる可能性が高いからです。会社としては、あなたを失えば戦力を失うことになりますし、新しい人材を一から育てるのも時間とコストがかかります。そのため、あらゆる手を使ってあなたの転職を阻止しようとしてくるでしょう。




ですから、転職を視野に入れ始めたら、先輩や上司に相談する前に、まずは辞めたい理由を洗い出し転職先の候補を探す ことから始めると良いでしょう。相談するのは、『転職先の候補が見つかってから』でも遅くないと思いますよ。




気持ちが固まったら、転職先探し(転職サイト・HW・知人紹介)

「転職する」という気持ちが固まってきたらいよいよ転職先探しですね。転職先の探し方には主に【転職サイト】【HW】【知人紹介】の3つの方法があります。どこを経由して転職活動を行うかでも違いがあるので、メリット・デメリットをそれぞれ押さえておくと良いでしょう。


【転職サイト】
~メリット~
●募集職種や仕事内容以外に、仕事をする上でのやりがいや、待遇・福利厚生、人材を募集している会社ならではの特徴などを詳しく知ることができる。

●仕事中の風景や、社内イベントなどの風景を映した写真があり、職場のイメージや雰囲気が伝わりやすい。

●PC・スマートフォン・タブレット端末に対応しているので、仕事の休憩中やちょっとしたスキマ時間で効率的に転職先を探せる。

●求人の掲載にお金をかけている企業が多く、人材の採用や受け入れを大切に考えている可能性が高い。(企業による)


~デメリット~
●サイトによっては、週ごとに掲載されている求人の入れ替わりがあったり、掲載期間が終了して求人が閲覧できなくなったりする場合がある。(会員登録やメルマガ登録などをして、随時最新情報を手に入れるといいでしょう。)



【HW】
~メリット~
●求人を掲載したい企業が無料で利用できるので、ほとんどの地域・業種の求人募集を閲覧することができる。

●相談員がいるので、気になった求人があれば相談したり、対策を受けたりすることができる。


~デメリット~
●転職サイトに比べると、記載されている企業情報が少ない、 写真が無いので、職場の雰囲気やイメージが掴みにくい。



【知人紹介】
~メリット~
●転職活動への時間と労力がかからない。

●事前に仕事内容のイメージや職場の雰囲気が掴みやすい。

●知人からの紹介ということもあり、選考が有利になる可能性がある、就職しやすい。


~デメリット~
●知人からの紹介なので、また転職したくなった時に辞めにくい。



転職先の探し方には、上記でお伝えした方法以外にも、人材紹介(転職エージェント)を利用するなど様々なパターンがあります。それぞれの方法にメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法で転職先を探してみてください。



まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回の記事では、 施工管理の仕事を辞めたいと思う理由や、仕事を辞めたいと思った時の行動のとり方についてお伝えしてきました。

いま、施工管理の仕事を辞めたいと思っている方は、「自分は本当に辞めたいと思っているのか、なぜ辞めたいのかの理由」を洗い出し、 今後どんな行動を取っていけばいいのか再確認してみてください。この記事で読んだ情報があなたのお役に立つことを祈っています。



この記事を読んで、実際に「転職先を探したい」「求人を検索したい」と思った方は、
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